ゲームが好きな人々に向けて、最新のソウルライクゲーム「コードヴェイン」の魅力を余すところなく紹介していきます。
ゲームシステムや世界観、キャラクターメイキングなどの要素を詳しく解説しながら、このゲームがプレイヤーに新たな体験をもたらすことを伝えていきます。
ソウルライクゲームに興味がある方も、そうでない方も、コードヴェインの面白さや奥深さに触れることができるでしょう。
1. コードヴェインとは？ソウルライクゲームの新たな形
『コードヴェイン（CODE VEIN）』は、2019年に発売されたアクションRPGであり、いわゆる”ソウルライク”なゲームプレイを特徴としています。
この作品は、プレイヤーに挑戦を与えるバトルシステムと、魅力的なキャラクターカスタマイズを兼ね備えた作品です。まず、このゲームの基本的な特長について見ていきましょう。
独自の世界観
『コードヴェイン』の舞台は、ポストアポカリプス後の近未来であり、吸血鬼をテーマにした独自の物語が展開されます。人類が恐ろしいモンスター、通称「堕鬼（ロスト）」の脅威にさらされ、吸血鬼「レヴナント」に自らを変貌させて立ち向かうという設定です。
プレイヤーは記憶を失った主人公となり、仲間と共に「血涙」を確保するための旅をします。このストーリーは、プレイヤーの選択によってさまざまな展開があり、多様なエンディングが用意されています。
ソウルライクなゲームプレイ
本作は、ソウルシリーズからの影響を色濃く受けたゲームデザインが特徴です。以下のポイントに注目してみてください。
- 篝火とヤドリギ: プレイヤーの拠点となるのが「ヤドリギ」で、ここで武器やスキルの強化、セーブが可能です。
- ヘイズシステム: 敵を倒すことで得られる「ヘイズ」は、ハードなバトルを経験する中で重要な要素となります。
- 死に戻りのシステム: モンスターに倒されると、従来のソウルシリーズ同様に死に戻りが発生します。ただし、コードヴェインではバディシステムを活用することで、仲間と協力して立ち向かう楽しみがあります。
バディシステムの導入
『コードヴェイン』の大きな特徴の一つに、バディシステムがあります。このシステムにより、プレイヤーはNPCと共に冒険を進めることができます。
バディは、戦闘中にプレイヤーを支援してくれるため、敵との戦闘がよりスムーズに進行します。これにより、プレイヤーはこの手のゲームに対するハードルが下がり、より楽しみながらプレイすることができるようになっています。
カスタマイズの自由度
プレイヤーキャラクターは豊富なカスタマイズ要素があり、見た目やビルドを自由に変更できます。アニメスタイルの多彩なキャラクリエイトが特色で、個々のプレイスタイルに応じたキャラクターを作成することが可能です。このシステムは、プレイヤーが自分自身を反映させたキャラクターで冒険できる楽しさを提供します。
『コードヴェイン』は、ソウルライクゲームの新たな形として、魅力的なストーリー、スリリングな戦闘、カスタマイズの楽しさを融合させた作品です。プレイヤーが吸血鬼としての能力を駆使して、困難に満ちた世界を冒険することができる、まさに新しい「死にゲー」の姿を見せているのです。
2. バディシステムが超面白い！ゲームを差別化する独自要素
『コードヴェイン』の最も際立った特徴の一つは、そのバディシステムです。このシステムは、プレイヤーが自分のキャラクターと共に戦ってくれるNPC（ノンプレイヤーキャラクター）を一人連れて行くことができるというものです。
その結果、協力プレイの楽しさや戦闘の戦略性が加わり、単独での冒険では味わえないダイナミックな体験を実現しています。
バディの役割と有用性
バディは、戦闘中や探索時にプレイヤーを様々な形でサポートします。具体的には以下のような点が挙げられます：
- 攻撃サポート: バディはプレイヤーを支援するために自動で敵を攻撃します。そのため、プレイヤーはより戦略的に行動できる余裕が生まれます。
- 回復機能: 危険な状況に陥った際には、バディが自動で回復を行ってくれるため、プレイヤーが焦って回復アイテムを使う必要が少なくなります。
- 気軽な冒険: バディと共に探索することで、「一人じゃない」という安心感が得られ、より楽しめる要素が増します。
進化したコミュニケーション
バディとの会話も非常に重要な要素として機能しています。探索中に発生するセリフには、汎用性の高いものから、特定の場所に関連した専用のセリフまで多岐にわたります。このような会話が頻繁に発生することにより、バディの存在感が強化され、プレイヤーの没入感が高まります。
- ユーモアのあるセリフ: 敵の形状にツッコミを入れたり、複雑なマップに疲れを見せたりするセリフがあり、プレイヤーも思わず笑ってしまうこと間違いなしです。
- 感情の反映: バディの発言により、プレイヤーのメンタル状態や状況に応じた感情が表現され、より人間味のある交流が生まれます。
バディのカスタマイズと成長
さらに、バディには成長要素も組み込まれており、プレイヤーの進行によって強化することができます。これにより、プレイヤーは自身のプレイスタイルに合わせてバディを育成し、最適なサポートを受けることが可能です。この成長要素があることによって、バディとの関係がより深まるため、プレイヤーはゲーム内での冒険が一層楽しく感じられます。
こうしたバディシステムは、『コードヴェイン』を他のソウルライクゲームとは一線を画す魅力的な要素としています。一緒に戦う仲間がいるという体験は、プレイヤーにとって新たな戦略や楽しみを提供しており、ゲームプレイの幅を広げる重要な要素となっています。
3. キャラクリの魅力を徹底解説！豊富なカスタマイズ要素
CODE VEINの最大の魅力の一つは、そのキャラクターメイキング機能にあります。プレイヤーは、個々の好みに合わせてキャラクターを自由にデザインできるため、ゲームプレイの楽しさが一層増します。以下に、その魅力を詳しく見ていきましょう。
多様なカスタマイズオプション
CODE VEINでは、プレイヤーが設定できる項目が非常に多岐にわたります。自分好みのキャラクターを作るための選択肢としては、以下のような要素があります。
- 顔のパーツ: 目、鼻、口など、細部に至るまでカスタマイズ可能で、個性を反映させることができます。
- 肌の色: 独自の色合いを選ぶことで、より個性的なキャラクターが実現できます。
- 体形: 筋肉質から痩身まで、体格も自由に設定でき、リアルなスタイルを追求できます。
- 装飾品: 各種アクセサリーや衣服の選択肢も多く、プレイヤーは自分のキャラクターに独自のスタイルを与えることができます。
このように、特にキャラクターメイキングに関しては、他のゲームと比較しても非常に豊富な選択肢が用意されています。
エディットの自由度
キャラクターの外見を設定する際の自由度が高いのも、CODE VEINの大きな特徴です。多彩なカラーバリエーションや、衣装パーツのコンビネーションは、プレイヤーのクリエイティビティを刺激します。以下のような要素が特に魅力的です。
- 服装の変更: プレイ中でも装備を変えることができ、ファッション性と実用性を両立できます。
- アクセサリーのサイズ調整: アクセサリーの装着位置やサイズを細かく設定でき、自分だけのオリジナルなキャラクターを実現できます。
特徴的な視覚デザイン
CODE VEINはアニメ調の美しいビジュアルで知られていますが、その中でのキャラクターデザインも特筆すべき点です。美形キャラクターたちが織り成す世界は、プレイヤーを引き込む要素の一つです。このアートスタイルは、キャラクターを作成する際の楽しさを一層引き立てています。
特に、アニメーションの流麗さや、各キャラクターの個性を際立たせるデザインは、プレイヤーにとって目が離せない興味を惹きます。キャラクター作成における選択肢が豊富であることから、プレイヤーは自分の求める「理想のキャラクター」を見つけることが容易です。
まとめて楽しむキャラクリ
こうした豊富なカスタマイズ要素を通じて、プレイヤーは自分だけのキャラクターで感情移入しながらゲームを進めることができます。他のゲームでは体験できない独特の楽しさがあります。CODE VEINのキャラクリ機能は、ただの外見の変更にとどまらず、プレイヤーの没入感を高める重要な要素となっています。
4. ソウルシリーズとの違いを比較！難易度や戦闘システム
『コードヴェイン』は、ソウルライクゲームとして多くの要素がダークソウルシリーズに影響を受けていますが、いくつかの明確な違いがあります。これらの違いにより、プレイヤーの体験は大きく変わってきます。
難易度の設計
- 柔軟な難易度調整: 『コードヴェイン』では、プレイヤーは常にバディと共に戦闘を行うため、初心者でも安心してプレイできます。このバディは強力で、プレイヤーをサポートする役割を果たします。これに対して、ソウルシリーズでは孤独に戦い続けることが多く、特に初心者には高い壁となることがあります。（一人が良いという方は、同行させないことも可能です。）
- 敵の行動パターン: 実際の難易度に関しても、敵の動きや攻撃パターンはより理解しやすく、直感的に対処できるよう設計されています。これにより、プレイヤーは試行錯誤を楽しめる環境が整っています。
戦闘システムの違い
- ブラッドコードの導入: 『コードヴェイン』独自のシステムとして「ブラッドコード」があります。これによって、プレイヤーはレベルアップ時のステータス振り分けなしに、装備を変えることで様々なビルドを楽しむことができます。例えば、装備コードを切り替えるだけで戦闘スタイルが大幅に変わります。
- アクションのスピード感: 本作はソウルシリーズに比べ、比較的スピーディなアクションが特徴です。プレイヤーは軽快に動き回り、攻撃や回避のタイミングが求められるため、緊張感のある戦闘が楽しめます。特に、バディとの連携が戦闘をよりダイナミックにします。
スキルの使用と戦略性
- スキル使用のシステム: 『コードヴェイン』では、攻撃を行うことで得られる「冥血」を消費してスキルを使用します。これにより、プレイヤーは常に攻撃を意識する必要があり、立ち回りが重要となります。一方、ソウルシリーズではスタミナ管理が重視されるため、プレイヤーの戦略が異なります。
- 選択肢の多様性: 各キャラクターやバディが持つスキルや役割に応じて、プレイヤーは戦闘中に戦術を柔軟に変更できるのが特長です。これにより、毎回異なるアプローチで敵に対峙する楽しさが生まれます。
ユーザーフレンドリーな設計
- マップ機能の充実: 本作では、アイテムや宝箱の位置がマップに表示されるため、探し出す手間が軽減されます。この点では、ソウルシリーズの複雑なマップに比べ、ストレスが少ないと感じるかもしれません。
このように、『コードヴェイン』は難易度や戦闘システムにおいて、ソウルシリーズと一線を画し、より多くのプレイヤーに楽しみやすい設計になっています。
特に難易度は優しく感じます。
筆者はプレイ開始時はソウルライク作品を遊んだことがなく（そもそも知らなかった）、その時は難しく感じ辞めてしまいました。
ただその後「エルデンリング」をプレイする機会があり、そこで仕組みや戦い方を学んだため再度コードヴェインをプレイしました。
やはり何も考えず突撃するのは厳しいものの、バディがいることもありかなり難易度は抑えめだと感じました。そのためソウルライク初心者の方も手が出しやすいでしょう。
5. ビジュアルとストーリーの魅力！アニメ調の世界観を楽しもう
『コードヴェイン』の最も注目すべき特徴は、その美しいアニメ調のビジュアルです。魅力的なキャラクターデザインやスタイリッシュな背景がプレイヤーを取り囲み、まるでアニメの中に飛び込んだかのような感覚を提供します。グラフィックの美しさは、ゲームのストーリー展開やキャラクターの感情を引き立てる重要な要素となっています。
アニメ調のデザインとキャラクター
コードヴェインでは、美男美女が揃ったキャラクターたちが物語を彩ります。これらのキャラクターは、プレイヤーが作成するキャラクターエディットシステムによって、さらに多様性と個性を持った存在になります。細かいパーツの変更が可能で、スタイルや服装を自由自在にカスタマイズできる点が非常に魅力的です。プレイヤー自身の好みに合ったキャラクターが生まれることで、物語への没入感が増すでしょう。
- 顔や声のカスタマイズ：ゲーム開始時に設定。
- 髪型や服装の変更：プレイ中に自由に調整可能。
- アクセサリの選択：装飾の位置やサイズも変更可。
ストーリーと世界観の深さ
『コードヴェイン』の物語は、崩壊した世界の中で人々がどのように生き抜いているのかを描いています。背景には、血を吸うことで不死の存在となったレブナントたちの悲劇が存在しており、プレイヤーはその記憶を追体験しながらストーリーを進めていきます。この記憶の旅は非常に感情的なものであり、プレイヤーに強いインパクトを与えます。
- シナリオの複雑さ：多様なキャラクターたちの背景が織り交ぜられており、予測できない展開が次々に待ち受けます。
- マルチエンディングの選択肢：登場人物の運命を左右する選択が、プレイヤーの感情に大きく影響します。
演出とアクション
ビジュアルの美しさだけでなく、『コードヴェイン』のアクション演出も派手で爽快感あふれるものです。吸血アクションや特殊攻撃のさまざまな演出が、視覚的に楽しませてくれます。敵の攻撃やキャラクターの動きが鮮やかに描かれるため、戦闘中の緊張感と興奮を倍増させています。
- 派手な攻撃演出：特に必殺技や連携攻撃では、視覚的なインパクトが強調されています。
- 環境との相互作用：戦闘中の環境要素が、戦略的なプレイを支援します。
全体として、『コードヴェイン』はアニメ調のビジュアルと魅力的なストーリーが融合したゲームであり、ビジュアルの美しさが物語に深い没入感を与えています。こうした要素が組み合わさり、プレイヤーに新たな体験を提供しています。
まとめ
『コードヴェイン』は、ソウルライクジャンルに新たな風を吹き込んだ作品と言えるでしょう。ダークな世界観とアニメ調のビジュアルが融合し、美しく没入感のある冒険を提供しています。
さらに、バディシステムや柔軟なキャラクタークリエイションなど、ユーザーフレンドリーな要素が加わることで、より多くのプレイヤーにとって魅力的なゲームとなっています。
ソウルライクの伝統を受け継ぎつつ、独自の要素を盛り込んだ『コードヴェイン』は、ゲームジャンルの枠を超えた新しい体験を味わえる作品といえるでしょう。
コメント